育休明け、休んだ分を取り戻すべく頑張ろうと思っていたら思わぬ落とし穴。
結論から言うと、「約1週間謎の発熱(しかも高熱)でうなされて嫁と子供が実家に帰りましたとさ」。
なんか暑いという感覚
育休から復帰して数日たったころ、仕事中にやけに身体が熱いという感覚がありました。9月中旬とはいえまだ暑いし、夏バテかなと思いましたが、職場で隠れて体温計ったら38.5度。。。
さすがにやばいと思い上長に報告して早退。
家には子供がいるから、この熱がなんの熱なのかすぐにでも知りたく、夕方でしたが近場の医者に電話して診てもらうことに。でもまだ発熱したばかりということでコロナとインフルの検査はどうせやっても結果がでないからということでしてもらえませんでした。
なので、この時点では「感染症かもしれない」という状態。家に帰るのは怖いので、この日は快活クラブにお世話になりました。
汗をかけば熱は下がる

快活クラブでご飯食べて薬を飲んでポカリをがぶ飲みしてブランケットをかけまくって寝ました。これで夜中めちゃくちゃ汗をかいたおかげか、朝方には熱が下がりました。
前日かなり体調悪かったですけど、嘘みたいに治りました。
*余談ですが、快活クラブの鍵付き個室快適です。静かだし、一人で使うなら身長185cmの僕でも十分な広さでした。ただ、ネカフェのルール上、この部屋にだけは快活クラブで提供している食べ物、飲み物を持ち込めないみたいです。
検査結果1
熱が下がったとはいえ、ちょっと怖いので医者へ。
インフルとコロナの検査をしてもらいましたが、結果は陰性。この日は薬だけをもらって、1日様子を見ましたが、なんと夕方からまた発熱。
いろいろ考えてこの日も快活クラブへ。やっぱり赤ちゃんと一緒の空間にいるのは怖いので。

ただ発熱とはいえ、本当に発熱だけで他の症状一切なしです。なので普通にご飯は食べられました。このときはかつや。熱に打ち勝ちたかった。
これを食べて水分取りまくってまた寝ました。
そして前日同様、また夜中に熱が下がりました。
検査結果2
熱が下がったとはいえ、前日は夕方からまた熱が上がったので、今日もまた熱が上がってくる可能性があります。それを考慮して同じ医者へ。
再度検査をしてもらいましたが、またまた陰性。
夕方から38度台までぐわっと熱が上がるので、感染症ではないとはいえちょっと怖くて、医者では血液検査をしてもらえました。
結果は数日後ということで、このまま熱が上がらなければと淡い期待をしましたが、それもむなしく、また夜になって38度台の熱が出ました。
この日も快活へ。
正直ホテルに泊まりたかったですが、住んでいるところの地域のホテルはどこも人気かつ高くてさすがに泊まれませんでした。
そしてとうとう家に帰れない僕を気遣い、嫁が実家に帰ると提案してくれました。僕自身、家に帰れないのは辛かったし、毎日お金が飛んでいくので、悔しかったですが受け入れるしかありませんでした。
翌日には嫁のお父さんとお母さんが迎えに来てくれて、お別れました。
久しぶりの我が家
嫁と赤ちゃんと入れ違いで家に戻ることができました。
やはり我が家は安心しますが、そのせいか日中も熱が下がらなくなりました笑
家に帰ってこれてよかったことは、氷枕が使えるようになったことです。さすがに38度台まで熱が上がると頭も痛くなって、氷枕はとても気持ちよかったです。
検査結果3
さて、結局血液検査の結果がでるまで体調は回復せず。
肝心の検査の結果は「異常なし」。安心はしたものの、結局発熱の原因はわからず。先生も「もうわからない」と音を上げる始末。いやいやもっと頑張ってよ・・。
医者の先生曰く、高熱がある程度続くと「不明熱」ということになるようです。不明熱っていうのは以下の通り。
「不明熱」(ふめいねつ)は、医学的な定義がある症状のひとつで、「原因が特定できない高熱が続く状態」を指します。
一般的には、以下の3つの条件をすべて満たす場合に「古典的不明熱」と診断されます。
- 発熱の程度: 数回にわたって 38.3∘C 以上の発熱がある。
- 発熱の持続期間: 3週間以上持続している。
- 診断の困難さ: 3回の外来診察、または3日間の入院精査(血液培養などの検査を含む)を行っても原因が不明である。
by Gemini
医者の先生は2週間続いたら「不明熱」って言っていました。
なので、このまま発熱が続いたら「不明熱」ということで高度医療機関に診てもらえるよう紹介状を書きますよとのことでした。
ゆっくりと快方へ
医者から半分さじを投げられてから翌々日あたり、日中は熱が下がり夜も熱が上がらない日がありました。この日は久しぶりに日中熱がなかったので、起きてだらだら過ごしていました。
「もしかして治ったか!」と思い、いっぱいご飯を食べようと思って冷凍宅配で嫁が注文していたネギトロを食べまして。。。
おそらくこれが原因で夜中に強烈にお腹が痛くなり、夜中の2時から朝まで布団とトイレを10往復くらいすることに。
実は家に帰ってきてからはあまり熱が下がらなくて食欲もなく、ヨーグルトとゼリーとアクエリアスが主食でした。そこに唐突な生ものをぶち込んだので、お腹がいかれてしまうのも当然。
これがなければ仕事に行けたかもしれませんが、見事に寝不足でへとへとだったのでもう1日お休み。
でもピーク時のような38度越えの熱がでることはなくなりました。
ようやく元気に
翌日には下痢も落ち着き、仕事にも復帰できました。
高熱だけとはいえずっと寝たきりだったので、体力がごっそり持っていかれました。本当に通勤だけで体力半分消えるくらいの勢いでした。
そして復帰後初の土日。
高熱で失った1週間を取り戻すべくドライブにでかけてコメダで勉強。

ようやくこういうのが食べられるようになった・・。
辛い1週間だった
謎の発熱によって僕の1週間と有給と嫁と赤ちゃんを失いました。
一番つらかったのは「いつまで耐えればよいのかわからなかったこと」。検査でコロナとか何かしら結果が出てくれれば、経験上だいたい何日くらい耐えれば治るっていう目安ができますけど、今回はそれがなかったので、いつまで耐えればよいのかわかりませんでした。
もしかしたら病気だったかもしれないし。
正直「育児疲れ」が原因なのかもしれない。
育休中はあえて昼寝とかせずに毎日5時間睡眠で頑張っていたので、その反動がきたのかもしれません。育児中は育児だけに専念すべきなのかも。
というわけで元気になったのでこの記事を書きました。
回復しましたが、嫁と赤ちゃんは遠くに行ってしまいました。僕は元気になりましたが、せっかく里帰りできたのでこのまま1カ月ほどあっちにいてもらおうと思います。10月は僕が資格の試験があったり、休日出勤があったりするので、そのほうが嫁も楽だと思います。
11月になったら迎えに行きます。