可愛い我が子の写真、ほぼ毎日のように撮っています(嫁が)。まだ生後1カ月なんですけど、気づくと大きくなっていることを実感する日々。でもそれはちゃんと写真を撮って残しているからわかること。記録を取るのって大事。
さて、その調子でこの先数年写真を撮り続けたとして、撮りためた写真はどう管理していくか。そして我が家は実家からかなり離れているため、親や祖父母に写真を共有するにはどうすればよいか。実は子供が生まれる前からこれどうするかをちょっと考えていて、今の運用をまとめてみようと思います。
写真の共有はクラウドで
我が家はGoogleドライブに共有フォルダを作って、そこに写真をつっこんでいっています。
LINEは手間
一番シンプルなのはLINEで写真を送ることですが、親たち、祖父母たち、親戚たちそれぞれにいちいち写真を送るのは非効率だし、だからといって全員でグループを作るのもちょっと。。。
ということで、僕が考えたのは完全に仕事スタイル。
共有リンクが正義
クラウドに写真をまとめていくフォルダを作り、共有リンクだけを親族たちに送り、たまーに見てもらうという方式。
Googleドライブの場合であれば新規でフォルダを一つ作成し写真をアップロード。フォルダの共有の設定に「リンクを知っている人全員」というのがあるので、これを「閲覧者」にしてリンクを得ます。そしてこのリンクを親族たちに送るだけ。注意点としては、「閲覧者」ではなく「編集者」にしてしまうと全員が画像の追加や削除ができてしまいます。
今のところは親族たちはたまにフォルダを見てくれて、その時々にコメントやリアクションをくれます。LINEだと画像を送られるたびに何かしらリアクションをしなければならない感じになると思うので、それがないのが良いところ。自分たちの見たいときに見れるっていうのが良いよね。
あとは共有リンクをクリックしてブラウザ上で画像を読み込むだけなので、スマフォ上に画像が残らず容量を食わないのも良い点かなと思います。欲しいが写真があればそれだけダウンロードもできますし。
*共有リンクを親族に伝える際はほかの誰にも教えないようくぎを刺しておいたほうがいいかも
ファイル名に撮影日を追加
クラウドで共有するときの注意点は写真のファイル名です。
僕のスマフォで撮ったものもあれば嫁が撮ったものもあるし、一眼レフカメラで撮るものもあります。画像のファイル名は撮影機材によって異なるので、そのままクラウドに置いてしまうと時系列がぐちゃぐちゃになります。
なので、クラウドにあげる前に僕のほうで一度写真をまとめておいて、写真のファイル名の先頭に撮影日をいれています。これはPhotoScapeという画像編集ソフトで行っています。

これで撮影機材に関係なくだいたい時系列順に並びます。
自分たち用と親族用
家族の思い出写真と親族用の写真は分けています。
写真によってはちょっと親族に見せるには恥ずかしい写真もあったりするので、Googleドライブに自分たち用のフォルダと親族共有用のフォルダを作り、すべての写真を「自分たち用フォルダ」に、そこから親族に見せても良いかなという写真だけ「親族共有用フォルダ」にコピーしています。
動画とかも自分たちの声とかが入っていると恥ずかしいので共有していません。
この運用だとほぼすべてのデータが二重になっていて、クラウドの容量を無駄に食っているような形になっていますが、これが楽なのでしばらくこれでいきます。
写真は永遠に増えていく
スマフォでの写真撮影のハードルは驚くほど低いので、下手すると毎日のようにデータが増えていき、クラウドを圧迫していきます。
Googleクラウドは200GBプラン契約済み
年額3,800円。
これで安全に親族たちに写真を共有できるのなら高いとは思いません。
ちなみに今のところ、「自分たち用フォルダ」「親族共有用フォルダ」二つを合わせてのファイルサイズは約5GB。動画も撮っているとはいえ生後1カ月経過で約5GB。
結構なサイズに思えますが、仮に2歳までこのペースで撮り続けるとして24カ月なので120GB。一応足りそうですし、撮影ペースもそのうち落ちていくでしょう。それに、親族用のフォルダはあまり増えても見るほうも大変だと思うので、古い写真や動画はちょこちょこ消しても良いのかなと思います。
だからGoogleクラウド200GBプランで足りるはず。
Google以外の道も残しておく
アカウントが乗っ取られたり、Google様の機嫌を損ねてしまった場合のことも考えて、大事なデータは2重3重でバックアップを取っておく。これはセキュリティの分野では「3-2-1ルール」と言われている。
Googleドライブのデータを大事にするのは重要だが、僕の場合は同じデータを自宅NASに突っ込んでいる。NASというのはパソコンと直接ケーブルを繋がなくても使える大容量HDDという理解でOK。これに定期的にデータをコピーしている。ただしNASは常に電力が必要なため、停電などでデータがぶっ壊れるリスクがあるので、毎週1回は外付けHDDに丸ごとデータをバックアップしている。そう、バックアップのバックアップ。
これに加えて、先日のAmazonセールで購入した大容量SDカードにも定期的にバックアップを取っている。
さらにはAmazonPhotoというサービスが今のところ容量無制限で写真をアップロードできるで、とりあえずバックアップ先の一つに使っている。今後Googleフォトのように有料化するとは思うけど。
まずは残す
バックアップはいっぱいあるが、今後データが増えていけばバックアップデータもどんどん大きくなっていく。
でもそれを心配するのはしばらく先でいいと思っている。
僕は大学生の時にスマフォを落下か何かで壊してしまい、それまでの写真のデータがすべてなくなった。高校生の時の写真もすべて消えてしまった。その時はあまり重く受け止めなかったが、今思えば高校生活を振り返るすべをなくしてしまったということ。今でも後悔している。
だからそれ以降の写真は複数のバックアップ手段を使って残している。
写真を見ると当時どんな生活をしていたかなんとなく思い出しますよね。写真をいっぱい撮っておけば過去の思い出にひたることができるわけ。だから写真を撮るって大事だと思うし、データを守ることはもっと大事。
だからまずは残して守る。
容量がいっぱいになってきたらちょっと消したりファイルサイズを圧縮するなり手はある。
まとめ

以上、我が家の子供の写真管理の運用紹介でした。
何かしらのクラウドサービスをすでに使っているという場合はすぐにマネできると思います。