
本日、受験してなんとか合格。
今回はどうして受験したのかや、試験概要、勉強方法などについてまとみてみる。
受験動機
応用情報の結果待ちで暇だったので、ほかに何か取れそうな資格を探していたわけ。IT系の資格は基本的にどれも難しめで本腰入れて勉強しないと駄目かなと思っていたが、ちょうど仕事で扱っていたExcelVBAに関する資格があることを知った。しかも自宅受験が可能とのこと。
試験範囲を見てみても、だいたいは仕事で扱っている部分でカバーしていたため、いけそうと思って受験を決意した次第。
試験について
VBAとはExcelのマクロ機能を定義するためのプログラミング言語のこと。Excel上で行う単純作業などを自動化するときに役立つ。
「ExcelVBAエキスパート」という資格はこのVBAについての知識を問われる内容。「ベーシック」と「スタンダード」に分かれている。試験範囲を見る限り「ベーシック」が基礎的な内容で「スタンダード」がちょい応用的な内容。
ほとんどの人は「ベーシック」から受験するんだろうけど、受験料高いし試験範囲的に「スタンダード」がいけそうな気がしたので、飛び越えて「スタンダード」を受験。
また、自宅受験が可能ということで、本来はパソコン教室などが運営している試験会場で受験する必要があるのだが、今回はオンラインで受験ができた。オンラインの場合、試験日が平日の限られた時間のみしか選べないのが難点。僕は承諾を得たうえで仕事中に受験。
試験結果
1000点中700点以上が合格という基準で、なんと結果は700点。。。
試験問題が40問で、自信がなかった問題が8問ほどあった。他の問題がすべて当たったとしてそれで8割だからいけるかなと思ったがぎりぎりだった。この点数が単純に割合なのだとしたら12問外したことになるのでちょっと微妙な気持ち。
基本情報技術者に合格した時も基準点ぴったしだったため、僕はこういう結果になりがちなのかも。よくいえば基準点に届くレベルの努力で合格できたということ。省エネ。
勉強方法について
この資格はマイナー資格なのか教材が少なめだしネットの情報も多くなさそう。
わずかな情報を頼りに以下の教材で学習した。
公式が出している参考書。絶対にこれで勉強したほうがいい。公式がだしているんだから間違いない。模擬問題が1回分しかないが、僕の場合は勉強期間が短かったためちょうどよかった。
あと僕はもともとこれでVBAを勉強していた。だからこの参考書の内容は7割くらい入っている状態で公式本を読み進めた。公式本のテーブルに対する操作のあたり(ListObjectとか)は実際にコードを書いたことがなく、参考書を眺めただけで試験を受けたが、案の定ぼろぼろだった。
なので参考書を読み込むことは必須だが、実際にプログラムを書いてみることも重要。VBAはExcelを持っていれば試しに動かすことができるから便利。
勉強時間は2週間程度。ただこれは公式の参考書を買って勉強した時間であって、もともとVBAについては、VBAを扱うために8月くらいから触っていた。なのであまり参考にならないかも。
感想
試験を受けてみた感想としては、ちょっと微妙な気持ち。
問題は基本的に穴埋めで、とある処理をするコードの一部に適するコードを記述するというもの。プログラムなんて動かしてエラーが出ればどこが間違っているか予想はつくし、メソッド名やプロパティを忘れたらぐぐればわかる。だからプログラミングにおける暗記問題ってそこまで意味ないのでは?という考えにいたる。
なので、この試験に合格したからといって、業務の効率化につながるようなマクロを作れるかと言われたら怪しいかもしれない。
VBAについての知識は多少証明できるがマクロを作る能力の証明にはならないと思う、というのが正直なところ。
応用情報の結果が出るのは12月末なので、それまでもう一つくらい何かチャレンジしようかな。


