「億までの人 億からの人」にはすべてのマインドが詰まっていた

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AmazonPrimeの得点の一つ、「AmazonReading」で無料で読むことができたので簡単な感想です。

著者の田中さんはちょっと前からYouTubeなどに出演している動画がおすすめにでてきていて何となく知ってはいたので、本も読んでみたいなと思っていました。

YouTubeの動画上では「毎日3:45に起きてランニングか水泳かバイクをする習慣を続けている人」くらいの印象でした。

これ読んでおけばOK感がすごい

本の内容も朝早く起きる習慣の話が大きいのかなと思いきや、前半はお金に関する話、「金融リテラシー」の話がメインでした。

その業界のプロの方なので、富裕層のマインドや実際の投資の現場での経験の話など面白い話満載。投資を始めてみようかなという人もこれを読むとすごく参考になると思います。

僕はとりあえず積立nisaと株を少しだけやっていますが、こういう本を読むとちょっとでも投資に関心を持って始めた自分が誇らしい。

そしてお金に関する話から時間の使い方の話へシフト。そして生活習慣や人間関係の話などと盛りだくさん。

「投資」「時間の使い方」「人間関係」これらの話って深堀すればそれぞれ本1冊にまとまるくらいの内容だと思いますが、それらの重要なところだけがぎゅっと詰まったのがこの本だと思ってください。

未来の金より今の金

この本の内容でぐっときたところを一つだけ紹介。

それは「今ある100円と10年後の100円の価値は違う」ということ。

簡単に言えば、今ある100円は投資によって増やせる可能性があります。年利1%だとして、10年あれば約10円増えます。これが10,000円だったら?1,000,000円だったら?と考えるとバカにできないですよね。

この話で最近ローンを組んだことを思い出しました。

去年は車をローン購入しましたし、最近はノートPCをローン購入しました。

共通するのはどちらも購入前は現金一括でと考えていたこと。もともとローンっていう考え方があまり好きではありませんでした。購入して自分のものになったはずなのに長い時間をかけてお金を払っていく必要がある、万が一壊れでもしたら壊れたものに対してお金を払うことになる。それはなんだか嫌だなと。

でも先述した投資の話では、未来のお金よりも今のお金のほうが価値があるわけです。そう考えれば今の支払額をできるだけ少なくして手持ちの現金を守るほうが賢い選択となるわけです。もちろん壊れるリスクに関しては気を付けなければいけないですけど。なので車のほうはディーラーのメンテパックをつけてますし、ノートPCのほうはお盆期間でお得になっていた保証をもりもりつけました。

この行動が正しかったのだといわれているようでちょっと嬉しくなりました。

お金の不安から抜け出す

この本を読んで久しぶりにお金を稼ぎたいと思いました。

正直最近は複数回転職したということもあり、お給料よりもやりがいや自分に合っているかどうかというところを重視していました。なので振り返ると新卒入社した会社でごりごり残業していたころの年収をいまだに越すことができていません。

今は嫁のほうがお給料を多くもらっているので、生活でそれほど苦労することはありませんが、車などの大きな買い物を検討する際は「もっとお金があれば」と考えてしまいます。

結局、お金があれば悩むことが減ります。

病気になって働けなくなったらどうしよう、子供にかけるお金はどう準備しよう、車が壊れたらどうしようなどなど、日常で思い悩むことのほとんどはお金で解決できると思います。

であればお金はあるに越したことがないはずです。

お金を稼いでお金の不安から抜け出す、そのために稼ぐ。

残念ながら今の仕事では、業界的にお給料が増えにくい性質があるので、今後要検討。

読書はいいぞ

この本の内容はYouTubeで紹介されている動画を見たことがあったので、人気なのは知っていましたがわざわざ読まなくてもいいかなと思っていました。

でもやっぱり本は読むに限ります。

誰かのフィルターを通した評価と、自分で読んだ時の印象は違います。

別に本を買ったら隅から隅まで読む必要はないわけなので、面白そうな章だけ読むとか、興味ない話は飛ばしちゃうとか、自分に合わせた読み方でいいと思います。

読書習慣、おすすめです。

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