歯はお大事に(虫歯治療からの根幹治療)

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本日、歯医者で22,000円のお支払い・・。

実は子供のころからちょっと歯が弱いみたいで虫歯治療が何度か。社会人2年目くらいに奥歯2本の虫歯治療の末、神経を抜いた。それによってここ数年、毎年化膿で痛みがでて歯医者に通うことがある。今日はその治療の中で特殊な薬を使って大金を支払ってきた・・。

虫歯を甘く見てはいけない。

今日はそんな話。

顎が小さく歯科矯正で2本抜歯

小学校から中学校に上がるあたりのタイミングで歯科矯正が始まった。

兄も歯科矯正をやっていて、僕が小さい頃は何度も兄の歯医者の送り迎えについていったものだった。それもあって、僕も歯科矯正をさせてもらえた。振り返るといろいろ辛かったが親に感謝。僕の歯にお金をかけてくれたのにこんなことになってしまっていて申し訳ない限り。

僕は顎が小さかったようで、下の前歯が1本変な向きで生えてきていた。歯並びが悪いと見た目も良くないし虫歯になりやすいというリスクもあるらしい。こういった歯の向きを歯科矯正で整えていくのだが、僕の場合は顎が小さい関係でスペースがなかった。だから奥歯を2本抜いてスペースを作るということになった。中学校の時点で僕はすでに健康な歯を2本失ったのだ。

そのおかげで僕の前歯はすべてきれいに前を向いた。

これがだいたい高校生くらいまでの話。

だが歯科矯正の最中も、ちょいちょい小さな虫歯があるといわれ治療が行われた。

社会人になって歯医者にかかった

大学生までは地元にいたから、歯が痛ければ歯科矯正をしてもらったなじみの歯医者に行けばよかった。だが就職で東京に出たから、ちょっと歯が痛くても歯医者に行くのが億劫だった。

そこまで長く放置していたわけではないが、痛みが続くから最寄り駅近くの歯医者に診てもらった。痛いのは下の一番奥の奥歯だった。ちなみに歯磨きをさぼったことはない。

治療すれば治るだろうと思っていたら、先生に「神経抜くしかない」と言われた。そのときは神経を抜くということがよくわかっていなかった。先生がそう言うならそうするしかないのだろうと思った。いつもより多めに麻酔を打たれ、無事に神経を抜かれたようだ。神経を抜いたところには薬をつめられ、いわゆるかぶせ物(銀歯)を装着される。銀歯は保険適用でやれるが見た目がよくない。でも僕の場合は一番奥の奥歯だったから見た目は関係なかった。

20代はじめで銀歯になったというのはちょっと衝撃だった。

勝手に、銀歯なんて年取ってからするものでしょと思っていたが、まさか自分が銀歯だなんて。

そう思って矢先、逆サイドの奥歯も痛くなり同じ歯医者にかかった。そしたら、また神経を抜かなければならないという。あのときセカンドオピニオンしていたらどうなっだのかと定期的に考えるが、後の祭り。僕は2本目の神経を抜かれた。

しかもこの時は治療の進みが悪く、痛みもあったため、神経に麻酔を打つということをされた。これがめちゃくちゃ痛かった。本当に痛かった。

僕は東京で歯を2本もだめにしてきた。

銀歯にしても治療は続く

銀歯にすればもうその歯は安心なのだなんて思っていた。でもそうではなかった。

東京からひきあげて地元に戻ったとき、歯の健診をしてもらいたくてまた歯科矯正をしてもらった歯医者に通った。そこでレントゲンを取ったら、銀歯になった歯の治療が不十分だったことが判明。

神経を抜いたところに薬を詰めてもらったはずなのに、奥まで届いていない(確か)的なことを言われた。薬が詰まっていない部分があるということは、そこに菌などが入り込むリスクがあって危険らしい。

よって、銀歯を破壊して再治療。薬を詰めなおされた。

ただこの治療は時間がかかる。薬は1回の来院で終わるが、銀歯は破壊しているため、再度歯の型取りに1回、装着に1回来院が必要。これはかなり手間だった。

まあこのときは痛みがなかったから気が楽ではあった。

でも金と時間は溶けていく。

ついに根っこが化膿した

地元を飛び出し、今度は長野へ移住。

これ以上歯は失いたくないと思い、歯医者で定期的に健診をしてもらった。

しばらくは調子が良かったが、あるとき銀歯になった歯が痛んだ。ご飯を噛めないくらいの強い痛みで、歯医者にかかった。すると薬を詰めた根っこの先が化膿したらしい。簡単に言えばばい菌が入ってしまったということ。

もちろん銀歯を壊さないと治療できないので破壊。しかも化膿したところからは膿がでてくるようだが、この膿が発生しなくなるまで新しい薬は詰められないようだ。結局膿が出なくなるまで2回くらい来院し、膿が出なくなったら薬を詰めることになった。

歯科矯正をしてもらった歯医者では根っこに詰める薬について説明を受けた記憶はないが、長野の歯医者では保険が効かないが良い薬があると紹介された。なにやら保険適用の薬は根っこに詰めた後にちょっと縮むため、そこに菌が入る可能性があるらしい。一方、保険適用外の高額な薬は、詰めた後に膨張するらしく隙間ができにくい。もちろん保険適用外の良い薬をいれてもらった。それで奥歯が延命できるなら課金したい。

結局、この時は5,6回来院してようやく治療が終わった。

また化膿した

今度は逆サイドの奥歯。無事にこっちも化膿。

前回と同じような痛みがでて、医者に行ったら化膿していたらしい。また治療開始。これが今回の治療。

今回も、保険適用外の薬を使ってもらった。

歯を少しでも延命させたいし、前回治療してもらった奥歯に関してはあれから痛みがでていない。良い薬を使ったからだと信じたい。

これで僕は下の奥歯2本が虫歯で神経を抜かれて銀歯になり、2本とも化膿して再治療されたというわけ。

根っこを抜かれたら終わり

今の歯医者の先生によく言われるのは、歯は神経を抜いたら枯れ木になるということ。神経がないからその歯には栄養がこない。だから死を待つ歯というわけだ。

東京で治療した歯医者に、本当に神経を抜かなければならなかったのかと問いただしてみたい。

でももう僕の奥歯2本は元には戻らない。

万が一割れたりしたら、もう使い物にならないだろうからインプラントを勧められるだろう。おそらく数十万円コース・・。

歯の価値は子供のうちに知るべき

「歯磨きは大事」ということは小学校でよく聞いた。虫歯になると歯が痛いというのもよく聞いた。でも虫歯の先に何があるのかを聞いたことはないと思う。

実際、奥歯が化膿して痛んだ時、涙が出るくらいの痛みに耐えながらご飯を食べていた。

ご飯を美味しく食べるというあたりまえのことがあたりまえではなくなる。これはすごくむなしい。

そして歯は絶妙なバランスを保っている。歯が痛いとその歯をかばって他の歯で噛むしかない。そうするといつもとは違う歯に負担がかかる。これもストレスだった。

だから歯をなくしてはいけないのだ。

定期検診は経済的

虫歯になってからでは遅い。

だから日ごろから歯磨きをしっかりするとともに、定期的に歯医者に行って綺麗にしてもらうべき。3か月くらいに1回程度であれば負担は軽い。

逆に虫歯になったりして1カ月に3,4回通うのはお金も時間も大きな負担になる。

定期的な健診のほうがよっぽど経済的。

歯には課金しよう

歯を守るためにはまずは歯磨き。

僕の場合、ずっと歯ブラシを使っていたが、今年の年初くらいから電動歯ブラシを使っている。

素早く歯がつるつるになる。実際、歯医者で見てもらったら「うまく磨けている」と言ってもらえた。歯ブラシを使っているときは汚れが残ってしまっていてブラッシング指導を受けたが、電動歯ブラシにしてからはなくなった。おそらく歯医者さんも電動歯ブラシを使い始めたことに気づくんでしょう。

おまけに健診の際の歯石の除去にかかる時間も以前より短くなっていると思う。

電度歯ブラシは高いが投資効果はありそう。おすすめ。

ということで、歯は大事に。

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